朝日温泉は、季節限定の秘湯である。今回、絶対に行きたかった温泉のひとつである。
寿都温泉からさらに国道229号線を北へ、トンネルを抜けて唐突に現れる雷電温泉を横目に国道を離れて、すごいダートの山道をひたすら走ったところに朝日温泉はあった。
それにしても、すごいダートだった。特に、最後の急な下り坂、帰りが心配になるような道だった。
朝日温泉には電話もひかれていない。それはお金がないからではなくって、それだけ秘境にあるということだ。宿泊予約は、岩内市内の米屋または葉書でするそうだ。インターネット予約などもってのほかである。
中に入り料金を支払うと、もうシーズンオフで、お湯が3℃低いけどいいかとのこと。もちろんいい。ぬるいお湯の方が長湯できるので、好都合である。
まずは内湯に入る。素朴な岩風呂だった。白い湯の花と黒い湯の花がある。ぬるめだったので、じっくりと浸かっていられた。大変だったダートの運転の疲れもとれるような気がした。
そして、館外の露天風呂に行く。丸太の橋を渡ったところにある。この露天風呂は、源泉の上にあり、底からお湯が沸いているのがわかる。白濁したお湯で、湯の花がいっぱいだった。
これまた、極上のお湯だった。
泉質は、含硫黄・カルシウム硫酸塩泉(硫化水素型)である。
心配した帰りのダートも、ヴィッツ君はがんばった。なかなかがんばるヤツである。
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