朝食をすませて、えりかぶさんに教えてもらった賀老の滝に行くことにする。賀老の滝は、日本の滝百選に選ばれた高さ70m、幅35mの大瀑布である。
滝というと、土地柄、箕面の滝を思う浮かべるのだが、はたして、どんな所なんだろう。楽しみである。
道の駅の近くから、昨日休業中で入れなかった千走川温泉に向かい、さらに山へと向かう。賀老の滝近くの賀老高原駐車場に着いたときは、雨が降り始めていた。駐車場には、きれいなトイレと休憩場がある。道を挟んで、キャンプ場もある。しかし、人っ子一人いない。閑散としている。箕面の滝ほどとは想像しなかったが、土産物屋のひとつもあると思っていたのだが、見事に予想がはずれてしまった。もちろん、猿もいない。
駐車場から瞑想の道を通り、滝へと向かう。ブナ林の中のこの瞑想の道は怖かった。いかにもクマさんに出会いそうな道だったので。この道を歩いている間、クマに出会ったら、ビニール傘一本でどうやって戦おうか、それとも、スタコラサッサッサノサと逃げる方がいいのだろうかとひたすら瞑想していた。(^_^;)
ログハウス広場(もちろん人はいない)を抜けると、龍の道(もちろんブルース・リーになりきって歩く)、そして、滝へと降りる滝見道路である。ここからは、ひたすら階段をおりていくことになる。でも、その道のつらさも、秋一色の風景を見ていると苦にはならない。
そして、賀老の滝があった。
すごい迫力だった。見事である。思わず滝に打たれて修行したくなるようなる立派な滝である。来た甲斐があるというものである。しばし、滝に見入った後、これまたえりかぶさんに教えてもらったドラゴンウオーターを探しに行くことにする。しかし、その前に難関が。そう、ひたすら降りてきた階段を、今度はひたすら登らなくては行かない。(^_^;)
日頃の運動不足の解消にはよかったが、雨で足下がよくないので、なかなかつらかった。
ドラゴンウオーターは、賀老の滝に注ぐ川の岩の割れ目から湧いている炭酸水である。えりかぶさんには、「カルピスを持っていって割ったらおいしいですよ」と教えてもらっていたのだが、北檜山のローソンで見つからず、直接の飲むしかなかったのが残念だ。看板があるのですぐに場所はわかった。
が、雨で川が増水しているのか、川を渡っていく岩がないので、たどり着くのに苦労した。看板の下には、たしかに湧き水があった。そこだけ色が違うので、一目瞭然である。味は、たしかにカルピスで割った方がおいしいと思われるが、すごい炭酸水だった。甘みがあれば、おいしく飲めるだろう。
くたくたになって駐車場に戻ったときには、いつのまにか雨もやんでいた。
そして、この日の第一湯に行くため国道へと戻る。途中、千走川温泉の前を通ると、「休業中」の看板がなくなっており、どうやら営業しているようだ。しかし、時間の都合上、パスして、宮内温泉を目指す。
宮内温泉は、同じく島牧村にある温泉で、江戸時代に開湯した歴史のある温泉だそうだ。象の花子が湯治に来たことでも有名だそうだ。
そこは、一軒宿だった。早速お金を支払うと、露天風呂は滑るので気をつけてくださいと言われる。そんなにつるつるのお湯なのだろうか、と期待していくと、浴槽の藻で滑るのであった。(×_×)
藻が生えるのは、いいお湯だからなのだろうけど、たまには掃除して欲しいなと思う。あまり浴感がなかったし、他の客も来たので、さっさと出てしまった。
泉質は、ナトリウム・炭酸水素塩-硫酸塩泉で、湧出量は3000L/minと多い。象が入れるわけだ。しかし、どこに象が入るだけの浴槽があったのだろう。
実は、この宮内温泉からさらに山には行ったところに、黄金温泉、大判の湯、小判の湯という、露天風呂がある。運良く熊に出会わなかったら入れるそうだ。果たして、自分は運がいいのだろうか、試してみたいし露天風呂にも入ってみたかったのだが、冬眠前の熊には絶対に出会いたくなかったので、断念する。それに、どうも林道が閉鎖されているみたいだし。
しかし、いつの日か、行ってやる!!
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