モッタ海岸温泉は国道沿いの小高い場所にある。着いたときには、すでに真っ暗だった。思いのほか新しい建物で、宿泊用の入口と、日帰り入浴用の入口に分かれている。もちろん、宿泊用の入口からはいる。中もおしゃれな造りで、細かいところがいろいろと行き届いているように思った。
部屋も、こぎれいだった。暗くてよくわからないが、窓からは日本海が見えるはずだ。部屋着も浴衣ではなくて作務衣、はじめての経験である。
今日は、夕食前にお風呂にはいることにする。内風呂と、露天風呂がひとつずつ。更衣室に貼り紙がある。「加温、加水、濾過なし」。いいじゃない。期待できます。もうひとつ貼り紙が。「露天は強風時、羽アリ発生時は使用できません」。これは困る。幸いにも、羽アリが発生していなかったので、無事露天にも入浴できる。
海からの風も心地よく、しばし、ぼーと入浴する。お湯は、薄い緑色で、硫黄臭がある。湯の花もある。ただ、内湯の設計が悪いのか、施工が悪いのか、オーバーフローがうまくできておらず、お湯の汚れが目立ったことだけは残念。露天はよかったのだけど。
部屋もきれい、温泉も良質、あとは、食事である。
風呂からあがると、すでに夕食の準備ができていた。アワビにホタテ、ウニ、エビ、カニ・・・、素晴らしいじゃないですか。量も適当だし、凝った料理で、大満足だった。これで、一ランク上の料理を頼んでいたら、どんなんだったんだろう。興味津々だったが、他の宿泊客も同じメニューだったので確認できなかったのが残念。もし、また行く機会があったら、今度は高い方のメニューにするぞ!
その晩、翌日の予習をして、テレビを見ていると、天気予報で、明日は気温が10℃下がるといっている。しかも、大荒れの天気だとか。10℃下がると、気温一桁じゃないか。いきなり冬かよ。この季節にシャツ1枚で過ごせたのも異常だったのかもしれないが、極端だぞ、北海道!
翌朝、曇ってはいるが、まだ雨は降っていなかった。もちろん、お風呂にはいる。なんか、昨日の夜入ったときよりも寒いようだ。それでも、日本海と飛び交うカモメを見ながら、ゆったりとする。うーん、いい宿だった。また行ってみたいゾ。
お湯は、食塩硫化水素泉で、ラジウムを含んでいるそうです。
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