28.ニセコ薬師温泉

大満足をして、昆布温泉を後にし、薬師温泉へと向かう。薬師温泉は去年も行ったところだ。一度訪れた温泉に行くのではなく、いろいろなところを周りたいという欲求も強いのだが、ニセコに行ってここをはずすわけにはいかない。それだけ魅力的な温泉なのだ。

一度行った所なので、地図もいらない。迷うことなくニセコ薬師温泉についた。まずは、露天風呂に行ってみる。一年ぶりのそこは、相変わらず池にしか見えなかった。(笑)
入浴しようか迷ったが、今回はやめた。気温も湯温も低いので、ちょっとつらそうだ。

露天風呂を後にして、内湯に向かう。自動販売機で券を購入して旅館の中に入るが、人はいない。去年と同じだ。きっと、時の流れが止まっているのだろう。

ここは、にごり湯(混浴)と透明湯(男女別)がある。最初に透明湯に行ったが、先客がいたので、濁り湯に行くことにした。こちらは無人だった。

見事なまでの濁り湯なので見た目ではわからないのだが、ここの浴槽は深い。油断して入ると恥ずかしい目にあう。去年、しっかりと恥ずかしい思いをしたので、今回は慎重に入浴した。(笑)
今回は貸しきり状態で濃厚なお湯を楽しめた。ここは、浴槽の底は石と砂で(透明度がないので見ることはできないが)、泉源の上に浴槽があるのだ。もちろん、非加熱、非加水、掛け流しと三拍子そろっている。深いので、ほとんど立って入る状態なのだが、浴槽の内壁に座れるような突起を見つけ、そこに座り、思いっきり長湯した。ぬるめなのでまったくのぼせないし、浴槽の底からぷくぷくと涌き出る泡を見たり、身体についた細かい泡を見ていると、なんだか幸せな気持ちだった。昨日の宿はここにするんだった!、と後悔する。
枯葉色のお湯で、少し鉄の味がした。

濁り湯を満喫して透明湯に行く。ここも貸しきり状態だった。透明湯は、もともと混浴だった浴槽を無理やり分割したため、狭い。その分割の壁は、水面の上だけで、水面下は丸見えというところに趣がある。(汗)
こちらも深い浴槽なので、立って入ることになる。お湯は見事なまでに透明なので、底の石が良く見える。きっと濁り湯の底もこんな感じなんだろうと想像する。当然のことながら、こちらも非加熱、非加水、掛け流しである。ぷくぷくとわき上がる泡を見ながら、またまた、長湯をする。ほんの少ししか離れていないのに、こんなに違うお湯が出るなんて、なんだか不思議。泉源の真上に宿を建てるなんて、これまた不思議。不思議不思議な空間でした。
それにしても、すっかり長湯をしてしまった。そういや、昼飯食ってないや。
もう、夕方だというのに。(汗)

泉質は、重炭酸含弱食塩泉です。髪の毛に効くそうです。
今度こそ、泊まりで行くぞ! と、ひそかに誓うのであった。

ニセコ薬師温泉
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