今日の一湯目は岩間温泉。石狩岳のふもとの無料露天風呂だ。熊が出るところなので、気をつけなくてはならない。
幌加温泉から国道273号線に戻り、三国峠方面へと進む。数km先の音更川本流林道に入り、終点まで砂利道を約12km進む。
またも長いダートだが、見通しも見晴らしもなかなか良く、結構快適に走ることができた。時折見えるまだ雪が残る山が美しい。
ダートの終点にクルマを停めると、この道で間違っていなかったことがわかる木のペンキで岩間温泉と書かれた看板がある。ほっとする一方、実はここからの難易度が高かったりする。
川を渡らないといけないのだ。以前は乗用車でも渡れたらしいが、どう見てもびっつ君には無理だ。あきらめて歩いていくことにする。川沿い歩いて行くと川を渡らずにも行けるらしいのだが、なんとなく、川を渡る方を選んだ。
前日に雨が降ったせいか、流れは速く、結構深い。それに、水が冷たいというよりか突き刺すように痛い。急流に流されつつ何とか渡りきったときにはほっとした。
しかし、ここで大失敗。なんと、デジカメを濡らしてしまった。電源は入るものの、写真を撮ることができない(涙)
電池を替えたり、水を拭き取ったりしたがだめ。これでは記録が取れないではないか、この先の旅行記はどうなるのかと途方に暮れる。
だからといって、岩間温泉をあきらめるわけには行かない。車が通れるほどの幅の道を歩いて行く。10分弱歩くと、橋とその向こうに温泉らしきものが見える。ついに到着したのだ!
川に掛けられた丸太の橋を慎重に歩く。結構高いので落ちたら大変だ。何とか渡りきり、浴槽に向かう。ここまで来たら、もうおそれるものはない。
崖の前に浴槽と、簡単な脱衣場がある。当然、混浴だ。浴槽の向こう側には、蛍光色で「岩間の湯」と書かれている。何となく、微笑ましい。
早速石で組まれた四角い浴槽に満たされている白色のお湯に浸かる。硫化水素臭のする素晴らしいお湯だ。ここにたどり着けた幸せをしみじみと感じる。ゆるめだったので、いつまでもゆっくりとしたい気分だ。
源泉は熱いので、川の水で薄めてはいることになるのだが、こんな加水なら何の文句もない。極楽でした。
入浴の間カメラを乾かしたのだが、復旧せず。あきらめて、車に戻ることにする。
帰りは、川を渡らずに、川沿いをあるこことにした。が、これは失敗。道なき道を歩くので、大変だった。ぬかるみで足は泥だらけになった。
最初の渡河さえクリアできれば、川を渡るルートの方が楽だろう。
車に戻って、もう一度カメラをチェックしてみる。すると、液晶モニターが復活してる!
大喜びで再度川を渡り、岩間の湯に向かう。しかし、撮影しようとすると、シャッターが降りない(号泣)。仕方なく、とぼとぼと車に戻る。
川を渡る前に、あきらめきれずカメラを取り出しシャッターを押すと、写せた!!!
3度目の正直とばかりに岩間の湯に戻る。まだ完全復活ではないのか、ソフトフォーカスがかかったような画像だが、ないよりはまし。
橋も慎重に渡る。
もう一度入浴したかったが、かなり時間をロスしたのでやめることにした。
でも、何とか写真を撮れて、めでたしめでたし。
この日のこの後の写真も、写りがかなり悪いが、撮れただけまし。天は我を見捨てなかった(笑)
結局、熊が出るかもしれない道を3往復し、予定をかなりオーバーして、12kmの未舗装道を走り、国道273号線に戻った。
泉質は不明だが、硫黄泉系だろう。
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