ニセコパノラマラインに戻り、次の目的地の黄金温泉に向かう。なんともすごい名前だが、地名が「黄金(こがね)」だから仕方がない。別に、成金趣味で金ぴかの温泉ではないはずだ。それ以上に、ここは評判が良いところで、今回の温泉めぐりでは絶対にはずせなかった一湯だ。なので、気に入ってこれまでに2回行った近くにある薬師温泉は今回はパスした。
黄金温泉に向かって道道343号線を車を走っていると、目の前に羊蹄山。今日も天気が良く、とてもきれいに見える。富士山の場合は、表富士、裏富士と2方向からしか見えないが、羊蹄山はあらゆる方向から見えるところがすばらしい。
黄金温泉の駐車場に車を停めて、小さな小屋で湯銭は支払う。浴室の建物とは別だ。建物は手作り風。脱衣場には訪れた人の感想を付箋紙に書かれたものが貼ってある。
浴室も手作り風で、なかなか趣がある。内風呂と露天風呂がある。内風呂の男女間の仕切りは低かったりする。
お湯は浴槽のそこから投入されており、時折、ぼこぼこっと泡が出てくる。発泡する成分が多いのだろう。また、カラン代わりの源泉シャワーもあった。
露天風呂は、一人用の五右衛門風呂(非加熱の源泉風呂)と岩風呂がある。お風呂の前に、まずは景色に圧倒される。正面はニセコアンヌプリ。
右手には羊蹄山。絶景だ。昨日の積丹温泉は海の絶景だったが、こちらは山の絶景。すばらしいロケーションだ。しばし、見とれてしまう。
五右衛門風呂は、新鮮なお湯のため無色透明で、泡付きがすごい。非加熱なのでぬるめだが、この季節だと寒いことはない。狭い浴槽だが、源泉を堪能した。
岩風呂は加温非加水の温泉だが、ぬるめだった。黄褐色で湯の花があり、透明度は20cm程度だった。薄い塩味がした。岩風呂からは、浸かりながらニセコアンヌプリを正面に見ることになる。お湯よし、景色よしの申し分のない温泉だ。脱衣場に書かれていた、「源泉の温度が低下している」というのが気がかりだが、いつまでもこのままであってほしいと思った。うわさどおりのすばらしい温泉だった。体を洗いに行くのが目的の人には勧められないが。
泉質は、ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉である。
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