3.辻乃湯
  

横森温泉からバスで秋田駅に戻り、今度は前回の秋田滞在で行けなかったおふろやさんに行くことにする(秋田銭湯放浪記参照)

しかし、道中しゃれにならんほどの大雪になる。
仕方なしにホテルに傘を取りに帰る。
そして、再度出発。

雪は降っているものの、前回のようなアイスバーンではなく、歩くのには苦労しない。
まずは、杉乃湯に行く。が、休みのようだ。
ひょっとすると、廃業しているのかもしれない。
扉に張り紙の跡があった。

仕方がないので、次の辻乃湯に向かう。
今度は営業している。ほっと一息。
ついに、秋田のおふろやさん初体験である。
はたして、どんな所なんだろう。

店名が入口の上に右から書かれている。
歴史があるのだろうか。
その入口は、男女別。しかし、中に入ると横長の廊下のようになっていて、男女共用。
外の入口の男女別は意味がないみたいだ。
細長い廊下のような空間の右端がトイレ、そして、男湯の入口、番台の入口、女湯の入口となっている。脱いだ靴を下駄箱に入れようとしたが、靴が大きすぎるのか、下駄箱が小さすぎるのか、入らない (×_×)
しかたなく、外においておく。

中に入ると、結構広い脱衣場。でも、なんか足りないと思いつつ、番台で料金を払う。
関西では番台は高いところにあるが、ここは一段低くなっていた。それに、広い。

さて、足りないものであるが、それは、ロッカーだった。関西では、鍵がついたロッカーがあるのがあたりまえ、というか、なかったら物騒である。しかしここにはない。きっと物を取るような人はいないんだろう。いいことだ。
ロッカーがなかったらどうするんかと言うと、片隅にかごが重ねてあり、それを使うことになる。ただ、かごを置く棚もないので、脱衣場の適当な位置に置くことになるのだが、どこに置いたらいいもんやら、しばし迷う。結局、男湯と女湯の仕切のついたての前に置いた。

肝心のお風呂だが、奥にふたつの浴槽があった。少し広いのと狭いの。広い方は、結構熱い。温度計を見ると、44℃。浴槽の中を見ると、かごが吊ってあり、その中にこぶし大の石が入れてある。何の効用があるんだろうか・・・。
狭い方はふつうの熱さで入りやすかった。
カランは、シャワーなしで11カ所。それと、シャワーだけのが5カ所。両方備えているところはない。ところ変われば銭湯も変わる、実感したひとときだった。

行ったときには数人の年輩の人が入っていたのだが、ところどころ単語がわかるだけで、何をしゃべってるのかわからなかった。ディープな東北弁は、外国語のようだった。

辻乃湯

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