今日の宿は下風呂温泉だ。
時間的には余裕があるので、明日が定休日の下風呂温泉の共同浴場の大湯か、すぐ近くの桑畑温泉に行きたい。が、両方は無理っぽい。いろいろな温泉には行きたいが、共同浴場好きとしては大湯を捨てきれない。なので、桑畑温泉はあきらめて、下風呂温泉に直行した。
奥薬研温泉から県道4号線で東に進み、海沿いの国道279号線に入る。海沿いの快適な道路を進むと、やがて下風呂温泉があった。下風呂温泉は海沿いの結構大きな温泉地で、多くの宿がある。
とりあえず宿にチェックインして大湯に行くことにする。が、愕然とする。予約していたはずの旅館が取れていなかった・・・。今日は満室らしい。
幸い、他の旅館を紹介していただき、野宿は免れて一安心する。
桑畑温泉に寄っていたら、やばかったなぁ。。。
荷物を「かどや旅館」に置いて、大湯に行く。結構大きな建物だ。建物の前の自販機でチケットを買う。
これは、少し興ざめ。湯銭は手渡しの方がよい。もちろん、お金の管理の面では自販機のほうがいいのだろうが。
浴室は脱衣場よりも低いところにあり、階段を下りていく。なかなかいい雰囲気だ。手前に熱湯、奥にぬる湯の浴槽がある。熱湯はものすごく熱く、入浴は断念した。ぬる湯はかなり熱いが何とかつかることはできる。少しつかっては外に出て体を冷やし、またつかるを繰り返した。
お湯は白濁して硫化水素臭がある。
宿に戻り、夕食だ。盛りだくさんの海の幸を満喫した。予算オーバーだったが少し高いコースにしたのだ。食べ過ぎた・・・。
夕食後、少し休んで、宿のお風呂に入る。半地下のようなところに浴室はあった。浴槽はひとつだ。湯口にストッキングのようなものでろ過しているためか、大湯よりも湯の花が少なめだった。後から調べたところによると、下風呂温泉は大湯系、新湯系、海岸系の源泉があるそうで、ここは新湯系を引いているため、先ほどの大湯と違った印象を受けて当たり前のようだ。なかなかいいお湯だったけど、脱衣場がじめじめしてたのが減点。
朝食もすごく豪勢だった。下風呂温泉は烏賊様レースというものを開催しているほどイカで有名なためか、イカづくしだ。米も艶々しておいしかったので、朝から食べ過ぎた。
朝食後、もうひとつの共同浴場の新湯に行く。旅館から坂道を登ったところにある。
ここも大湯と同じく、チケットの自販機が外にあった。
こちらは広い浴槽がひとつだった。お湯は宿よりも湯の花が少なめで、ほぼ無色透明だ。
源泉により近いため、あまり析出していないのだろうか?
入浴後、幻の大間鉄道の跡地に行く。戦前に路盤の整備だけして、建設中止になった大間鉄道の跡地だ。北海道と結ばれる構想だったらしい。
観光資源として再整備している。
看板に従っていくと、線路を少しだけひき、プラットホームを設置したところがあった。
プラットホームには足湯がある。足湯には海岸系の源泉が引かれていた。灰色のお湯で、大湯、新湯ともかなり印象が違う。
プラットホームは高台にあるので、温泉街や漁港を一望できた。なかなかいい景色だ。
遺物を観光資源にするのもすばらしいアイデアだし、宿泊者は共同浴場や旅館を湯めぐりでき、なかなかがんばっている温泉街だった。
足湯の泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉である。
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