今日の宿泊地は鹿児島市内だ。鹿児島市内の温泉銭湯に数軒行きたいと思っていたので、もう1湯この近辺で入浴して、鹿児島市内に移動することにした。その1湯は、入来温泉にした。
入来温泉は、かなり寂れた温泉街だった。いくつかの温泉旅館(民宿?)があったようだが、廃墟となっているところも数軒ある。しかし、紫垣湯は賑わっていた。木造の趣のある外観で、別府の大きな共同浴場のようだ。
広々としたロビーで、風呂上りにゆっくりとできそうだ。浴槽は中央部にひとつで、両脇には上がり湯がある。そう、カランやシャワーはなく、上がり湯をすくって浴びるようになっているのだ。最近ではめったに見ることのできないスタイルで、この共同浴場の歴史を感じられた。
お湯は濁りのある枯草色で、少し塩味がした。浴室の奥には飲泉の蛇口もあった。分析表によると、無色透明収斂味無臭、時間がたつと淡黄色濁りあり弱塩味無臭となっていた。
熱めだったので、はしご湯にはちょっとつらかった。
ロビーには、この温泉の由来が書かれていた。1371年には開湯していたようで、やはり歴史のある温泉だ。
以前にはいくつかの外湯があったようだが、現在では紫垣湯とあぜろ湯が残っているだけのようだ。
お湯もいいし雰囲気もいいので、この先も残り続けてもらいたいものだ。
泉質は、炭酸水素塩泉である。
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