次の温泉は、妙見温泉から国道223号線を少し北上したところにある安楽温泉に行く予定だった。しかし、その途中「和気湯」の看板を見つけたので、予定変更、和気湯に行くことにした。
和気湯は、予習だと野湯のようだ。でも、場所がよくわからないので、見つかったら行こうとチェックしていたのだ。
国道をはずれて狭い道を進む。どんどん進む。やがて、広い道になり、集落もあった。しかし、和気湯はない。枝分かれした道なのかと思って、そちらに進む。でもない。引き返す途中に犬飼温泉があったが、営業時間外だ。ここもリストアップしたところだが、夕方まで待つわけには行かない。
途方に暮れていると、犬飼の滝の展望所の地図に和気湯の位置が書かれていた。ずいぶんと国道よりの所にあるようだ。二度と迷わないように地図を写真に撮り、引き返すことにした。すると、狭い道からさらに狭い道への分岐の所に、小さな案内板があった。行きしなには見落としていたようだ。非常に狭い道を進むと、終点近くに駐車場があった。そこにクルマを停めて、和気湯を探すことにする。
和気湯は、犬飼滝へのハイキング道沿いにある。そう、ハイキングをする人からは丸見えなのだ。道よりも低い位置に浴槽があるので、見下ろされるかたちになる。
そんなことにもめげずに、入浴する。浴槽の縁にはケロリン桶も置いてある。先客は一人。浴槽はふたつに分かれているので、片側は独占だ。ぬるめのお湯で、浴槽の底からぷくぷくと泡が浮き上がってくる。きっと、温泉の原点なんだろうなと思う。泡付きのあるお湯で、褐色の湯の華もあった。ハイキング帰りに入浴したら気持ちいいんだろうなと思いつつ、ぬるめのお湯なので長湯をする。しかし、先客が浴槽でたばこを吸い始めたので、いやになって出ることにした。せっかくの自然の中の温泉なのになぁ・・・。
入浴後、順番は逆のような気がするが、犬飼の滝に行くことにする。少し汗ばむ程度の距離だった。なかなか豪快で、うたれたくなるような滝だった。
やっぱり、先に滝に行く方が良かったかな。
帰り道に、和気湯の案内板をじっくりと読む。どうやら、和気湯は和気清麻呂に由来しているそうだ。何とも長い歴史。近くには和気清麻呂が座ったという石もあった。石と言うよりも岩だが、何とも座りにくい所に座ったものだ。
泉質は、不明だ。
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